1.ゆう子のグライダー
2.放課後
3.坂道の唄
4.花束をもって歩こう
5.季節風の行方
6.おばあちゃんお元気ですか
7.雨雲の雨季
8.無賃乗車
9.歩きませんか
10.みっちゃんのげんつきばいく
11.季風哀誌
―ボーナス・トラック―
12.明日 僕の誕生日※
13.通学道路※
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※シングル BS-1765
<1973.10.25>より
<1973年作品>
遂に「ゆう子のグライダー」登場!加藤ヒロシ、近田春夫、金沢ジュン他参加。ロック・アルバムとしても聴き応え充分のデビュー・アルバム!
神崎みゆき(こうざきみゆき)は、男性シンガー・ソングライターで、1972年「おばあちゃんお元気ですか」で高校生デビューした。ヒット曲は、オリコンに12週チャートインした「ゆう子のグライダー」である。このデビュー・アルバムは、中性的な歌声と独特のセンテンスで綴った歌詞が絡んだキュートなポップ・ロック・アルバムとなっている。バック・ミュージシャンには、加藤ヒロシを中心に、近田春夫、金沢ジュン他が参加。編曲も加藤ヒロシが行っており全編にロックテイストが溢れている。加藤ヒロシは、60年代GSバンド、ザ・リンド&リンダースで活躍し、また、ザ・フォーク・クルセダーズが取り上げた名曲「戦争は知らない」(寺山修司作詞)を作曲した事でも知られている。ボーナス・トラックとして、アルバム未収録のサード・シングル「明日 僕の誕生日c/w 通学道路」(1973年10月25日発売)の2曲を収録。待望の初CD化。〈1973年作品〉
神崎みゆきの繊細な世界観がよりリアルに表現されたセカンドで、最後となったアルバム!
『風速計の唄』は、『ファースト・アルバム』の翌年1974年に発売されたセカンド・アルバムであり、神崎みゆきの最後のアルバムとなった。編曲は、当時フォーク・シーンでも人気アレンジャーとして活躍中の青木望が担当し、神崎みゆきの繊細な世界観がよりリアルに表現されている。収録曲の「春を待って」は、近年になって、70年代前半の日本のロック、フォーク、ニューミュージックを中心に、おしゃれ、心地よいという基準で選曲された日本版カフェ・ミュージックのコンピ『喫茶ロック〜キング編』のCDにも収録された。また、「公園通りの情景」は、美しいメロディーと爽やかなハーモニーで人気を博したフォーク・デュオ“とんぼちゃん”が、74年のデビュー・アルバム『貝がらの秘密』の中で取り上げている。ボーナス・トラックとして、4枚目のシングル「公園通りの情景」(1974年3月25日発売)のカップリング曲でアルバム未収録の「愛のおくりもの」(ビリー・バンバンのカヴァー) を収録。待望の初CD化。〈1974年作品〉