1.昭和の大飢饉予告編
2.犯されたら泣けばいい
3.よいしょよいしょ
4.小便だらけの湖
5.あなたもスターになれる
6.パンティストッキングのような空
7.びけ電気釜!
8.落日
9.青森県北津軽郡東京村
10.東京だよおっ母さん
―ボーナス・トラック―
11.よいしょよいしょ(シングルver.)
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シングル URT-0068、1972.3.15より
<1972年作品>
三上寛の傑作ライヴ・アルバム。アコースティック・ギター1本による生々しい弾き語りは圧巻!
'72年に発表された、三上寛の傑作ライヴ・アルバム!同年1月に『三上寛のひとりごと』、4月に『ひらく夢などあるじゃなし〜三上寛怨歌集』を発表した勢いそのままに、4月〜9月にかけて日本武道館〜新宿厚生年金小ホール〜高円寺会館で行われたライヴから抜粋された10曲を収録。柳田ヒロがピアノで参加した「よいしょよいしょ」を除けば、すべてアコースティック・ギター1本による弾き語り。装飾が削ぎ落とされた分、剥き出しで迫ってくる生々しい情念は圧巻だ。オーディエンスの熱い反応からは、当時の三上寛への期待感が窺える。初期のステージの模様を知るには最適の1枚!「小便だらけの湖」「あなたもスターになれる」「パンティストッキングのような空」といった代表曲の数々をはじめ、オリジナル・アルバム未収録の「犯されたら泣けばいい」「よいしょよいしょ」「東京だよおっ母さん」、小林旭のカヴァー「落日」等を収録。また今回、ボーナス・トラックとして「よいしょよいしょ」のシングルヴァージョンを追加収録にて、遂に待望の復刻!
山下洋輔トリオとタッグを組んだ、三上 寛 空前絶後の傑作アルバム!
先鋭的なジャズ・ピアニスト山下洋輔とタッグを組んだ、三上寛'74年の傑作アルバム!以前からセッションを組んでいた山下洋輔トリオの他、多くのミュージシャンと共に制作。三上寛の多様な音楽性が引き出され、さらなる表現の深化を遂げた。様々な音楽的要素を飲み込んだ、空前絶後の怪作。フリーキーなヴォーカルとギター、カットアップ・コラージュの嵐がカオスと化す「BANG!」、サックスの坂田明を迎えフリー・ジャズの領域まで踏み込んだ「なんてひどい唄なんだ」、パーカッションが乱舞する、気がふれたようなサンバ曲「最後の最後の最後のサンバ」といったアヴァンギャルドなナンバーから、元アーリータイムス・ストリングス・バンドの面々が参加した渡辺勝作詞曲の異色純愛バラード「逢えてよかった」、流麗な歌声とソングライティング、洗練されたアレンジで新たな一面を見せる「赤い馬」といったナンバーまで、その振れ幅も凄まじい。そのほか、ザ・ディランUの大塚まさじと永井ようのブルージーなギターに、ジャジーなエレキ・ハープシコードが妖しく絡む「華麗なる絶望」、友部正人「密猟の夜」のシャンソン風カヴァー等を収録。今回、山下洋輔トリオと共演した「あなたもスターになれる」の発掘ライヴ音源をボートラとして加え、遂に待望の復刻!